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剪定をする理由とは?適正な剪定時期とは?

皆さんこんにちは!
西尾市を中心に、剪定などを行っています、有限会社グリーンガーデンです!

剪定は、庭木を管理していくには、欠かせない作業ですが、そもそもなぜ剪定を行わなければいけないのでしょうか?
また、「葉や枝が延びたら剪定すればいい!」と考える方も多いかと思いますが、実は剪定にも適正な時期というものがあります。
そこで今回は、剪定をする理由、剪定の時期について詳しく解説していこうと思います。

剪定する理由とは?

庭木を剪定する理由は以下の通りです。

○植物の健やかな生育を促し、美しい姿に仕上げる
○樹木の病気や害虫を予防する

庭木は生き物ですので、この剪定を怠ると枝葉は伸び放題となり、栄養を失って弱ってしまいます。
そのため、私たちが季節ごとに洋服を変えるように、庭木もその季節ごとにお手入れする必要があります。

しかし、正しい時期に正しい方法でお手入れをしないと、美観性を損ねたり、枯れてしまう恐れも……。
庭木の美観や健康を保つためには、剪定は必要不可欠。
こうして剪定によってバランスが整えられた樹木は、健康的に生長でき、害虫や病気に強くなります。

基本の剪定時期

庭木の種類によって、細かい剪定時期は異なります。
剪定は、発芽前の果樹の休眠中に行う冬期剪定と、木の生育中に行う夏期剪定の大きく2つに別れます。
樹木の種類に応じて、適正な剪定時期を知ることが重要です。

・冬季剪定
庭木が活動を開始する春に備えて行う剪定です。
不要な枝を切り落としたり、葉を大幅に減らすといった、見た目が大きく変わるような剪定を行うことが多いです。

・夏季剪定
夏季剪定は、伸びすぎた枝や葉を剪定して、樹木全体の形を整えるのが目的の「軽剪定」を主に行うことが多いです。
病害虫の巣になりそうな部分の枝葉を間引くことで、採光・通風をよくしてあげましょう。
また、夏季の軽剪定は、通気性や日照をよくし、枝を短くすることで雨風で枝が折れるのを避ける効果もあります。
台風が多くなる季節を迎える前に行っておくと、台風による枝の折れや葉が落ちるなどの被害を抑えられるかと思います。

種類別の剪定時期

○常緑針葉樹
・基本剪定   3~5月
・軽剪定      10~11月
・主な樹木     松、杉、ヒノキ、コニファーなど      
常緑針葉樹は寒さに強い樹木です。
基本剪定は新芽が動く前の春先に行いましょう。
枯れ枝を落としたりなどの軽い剪定は、本格的に寒くなる前の10~11月に行うとよいでしょう。

○常緑広葉樹
・基本剪定    3~6月
・軽剪定     8~10月
・主な樹木    椿、サザンカ、キンモクセイ、サツキなど
常緑広葉樹は、3~6月の暖かい春先に基本剪定をします。
この剪定は、新芽が出てくるまえか、ある程度でそろった頃に行うようにしましょう。
木によって花芽の形成時期が異なるので、剪定前に樹木がどのような状態であるかしっかり確認する必要があります。
花芽の形成後に剪定すると、花芽を落としてしまうことになり、その年の花つきが悪くなってしまう可能性があります。

○落葉広葉樹
・基本剪定     12~2月
・軽剪定    3、6、9、10月
・主な種類     ヤマボウシ、ハナミズキ、モミジ、アオダモなど
落葉広葉樹は、葉が落ちた後に枝ぶりを見ながら剪定をするようにしましょう。
夏は落葉広葉樹が生長する時期なので、大きく剪定すると木を痛めてしまうことがあります。
12月~2月などの寒い時期に行なうのが良いでしょう。

まとめ

今回は、剪定をする理由、剪定の時期についてお伝えいたしました。
樹木の種類や状態によって剪定の時期は異なります。
もし、自分で見ただけではわからないという方は、一度ご相談ください。
プロの目でしっかり剪定のタイミングを見極めます!

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